このサイトを作ろうと思いついたのは、2012年11月のことです。
専業主婦として育児に専念していた時、初めて子どもを預けて入ったカフェで、罪悪感と解放感を味わっている最中、突然浮かんだアイデアでした。
凝ったHPを作ろうなんて思いませんでした。
とにかく見やすくて、ママの役に立って、はるひ野のイメージアップになるようなサイトを作りたかったのですが、育児の傍ら、具体化するのに1年もかかってしまいました。
作りたかった理由は、私自身、はるひ野で初めての子育てをしてみて、乳幼児連れての情報収集にとても苦労したことが大きいです。
学校前の掲示板とか、区役所とか、地域の交流センターの置きチラシとか、フリーペーパーとか、アナログでしたから。
育児中は、PCだって開けない、本も読めない。せめてケイタイならどうにか開けるような状態です。
それなのに、ネット上では、欲しい情報が統一されていないのが現状でした。
不便だったから、どうしてないんだろう?あったら便利なのに。
ママ目線の見やすいサイトが欲しいよ。って思っていました。
だから、自分で作りたくなったのでしょう。
それはまるで、慣れない土地で初めて育児をしていた昨年の私、昨日の私を、今日の私が助ける感覚です。
だからこのサイトが、今、乳幼児育児真っ最中のママ・パパの役に立てたら、こんな嬉しいことはありません。
家の中での育児は、とにかく、孤独で不安です。
いつも、これでいいのかな?って手探りです。
無理しないでと言われても、自分が頑張らなきゃ誰がやるの?って日々奮闘しています。
選択肢ばかりが増えて、分かり易い正解がない今の育児に、日々悩んでいます。
美しい街だけど、家の中、心の中は、ぐちゃぐちゃです。
それが自分だけな気がして泣けてくるのです。
でも、本音で話してみると、結構みんな同じ気持ちを抱えて頑張ってることを知るものです。
それで、少し救われます。
「自分だけじゃない。共感してくれる人がいる」それだけでまた、今日頑張るエネルギーになるものです。
もし、本音で話す友人が近くにいない時、我慢し過ぎて涙がこぼれてくるような時、
誰か助けて~って心で叫んでる時、
私がさらけ出す心に触れて、もっと酷い人がいた(笑)とか、同じだ、とか、それでクスクスってしてくれたら、嬉しいのです。
だからできるだけ、素直に心を綴ろうと思います。
今日、私がした初めてのこと、味わった気持ちを、誰かの役に立つ言葉に変える心持ちで、日々更新していきます。
心を言葉にして、はるひ野の空に飛ばす。
それを続けること。
だから、このサイトに完成形はありません。
大それたことはできないけれど、このサイトが、日々頑張るママ・パパの心に寄り添うことができたなら、とても幸せです。
この気持ちを「初心忘るべからず」の意味を込めて、ここに書き記します。