秋晴れの中、はるひ野・黒川エリアで開催されている「緑と道の美術展in黒川2016」に親子で行ってきました。
はるひ野駅南口をスタートに、1時間半-2時間ほどの散策コースとなっていますが、子どもにとってはハイキングです。
最初は乗る気ではなかった我が家の子ども達ですが、はるひ野駅で配布されている地図をもらうと、まるで「宝探しに行く」かのようなテンションになり、いざ、アート作品を探す探検の始まりです。
はるひ野駅からはるひ野小学校、こもれ日公園と、歩き慣れた道が続きますが、時々目に入る目印の看板が、まるでスタンプラリーのポイントのようです。
よこみねトンネルを抜けると、いざ山の入り口です。
作品を我れ先に見つけたいと、子ども達は山道をダッシュで駆け上がっていきます。
すでに母さんは息切れです。
ここからは写真でお届けしましょう。
作品番号7番「境界のいきもの」のある「黒川海道緑地」エリアは、少し神憑っている雰囲気で、別次元の空気が漂っていました。
ここがはるひ野であることを忘れてしまいそうな風景をみることができます。
「蛇注意」の看板に、宝探しから一変、肝試しをしているかのように、恐る恐る歩く子どもたちの姿に、地元でここまでの冒険ができることを嬉しく感じる母でした。
ちなみに、黒川海道緑地を出てすぐの畑にいた農家のおじさんが、こんな話をしてくれました。
「夕方、畑仕事が終わって緑地内を歩いていると、遠くに白い生き物が見える。ウサギにしては大き過ぎる。何だ?と不思議に思って、暗がりの中、目を凝らして近づいてみると、顔のない生き物がいて、肝を冷やした」
とおっしゃっていました。
作品番号⑦「境界のいきもの」は、是非、明るい時間帯に見てみて下さいね。
2016年12月11日(日)までやっています。
ご家族で巡ってみてはいかがでしょうか?
何気ないお休みの日が、いつもの景色が、ちょっと特別なものになりますよ。
※散策ルート内に、トイレや自販機などはないので、飲み物を持参していくのがおススメです。
「緑と道の美術展」in黒川2016 黒川里山プロジェクト
期間:2016年11月12日(土)~12月11日(日)
入場料:無料
主催:黒川緑地管理協議会・アトリエIZUMI
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/ais-port
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