麻生区古沢で人気の農園 いのうえのうえん
セレサモスや新百合ケ丘のイベントAirGreen等で、こちらのロゴマークのついたお野菜を見たことがある方も多いはず。
このお野菜を生産販売しているのは、麻生区古沢で3代続く農園「いのうえのうえん」さんです。
いのうえのうえんでは、年間80品種以上もの野菜を作り、万福寺人参や、コールラビ、バターレタス等、希少なお野菜も生産販売している、麻生区で人気の農園です。
今回は、3代目の井上広基(いのうえひろき)さんにインタビューをお願いしました。
井上農園3代目 井上広基さんインタビュー
井上さんは、もともとは木工・彫金の職人さんをしていましたが、2007年、ご自身のご結婚を機に実家の農業を継ぐために就農されました。
そこで、お父様や地元農家の大先輩から、昔ながらの農法を丁寧に教わったそうです。
井上さんにとって農業のやりがいを感じる瞬間は、
自分の作った野菜を、食べた人が「美味しい」と喜んでもらえたとき。
その言葉と笑顔に触れると、やっていて良かったと感じる
そうおっしゃっていました。だからこそ、
生産するだけではなく、できる限りお客様の顔が見える所で、販売したい
そんな思いから、直売だけでなく、自らイベントにも出店するようになったといいます。
そのきっかけをくれたのは、人との出会いだそうです。
農業のお陰で、今まで出会えなかったような人たちと交流ができるようになった。
そこで、新しい野菜を作るチャンスを頂いたり、
コラボ企画に参加させて頂いたり、
色んなイベントに参加できるようになった。
結果、お客様との距離がぐっと近くなったし、仲間も増えたと感じてる。
野菜を通じて、人と人とが繋がってくこと。
そこが一番面白いし、前職と変わったことかもしれない
と、おっしゃっていました。
実際、はらドーナツや、nichinichiパンなど、地元で人気のお店とコラボレーションしたり、ラグタイムやカフェサンテ等、地元レストランの要望に応えて珍しい野菜を提供したりと、人と人との繋がりを活かした形で、活躍の場を広げています。
せっかく育てた美味しい野菜を、信頼できる人たちに、自分たちが楽しめる形で届けたい。
それが井上さんのポリシー。
だからこそ、
知人にロゴ作成を、奥様にはポップ作成をお願いて、ディスプレイにこだわって、魅せ方を工夫したり。
地元のお店とコラボしたり、お気に入りのレストランのためだけに、希少な野菜を作ってみたり。
仲間のイベントに、どんどん参加してみたり。
そんな風に、仲間を巻き込んで、楽しんで仕事をする姿勢は、農業に限らず、これからの新しい仕事の仕方として、とてもステキだなと、私自身も感化されたのでありました。
新百合ケ丘の若手農家さん、面白いです。
農園で遊べる親子イベント7/9スタート
そんな井上さん、プライベートでは6歳児と2歳児のパパさんでもあります。
子ども達は、広い畑を走り回り、冬は雪の中をそりで滑って遊んでいるそうです。
そんな子ども達がパパにつけた愛称は「ブロッコリーおじさん」
くるくるっとしたヘアースタイルの井上さんへの、何とも絶妙なネーミングに思わず笑ってしまいました。
子どもは自然の中で遊ぶと生き生きする。
自分の子どもだけでなく、この農園で、もっと子ども達が気軽に野菜に親しんで、育てること、食べること、遊ぶことに興味をもってもらえたら
そんな思いから「ふらっと新百合ケ丘(しんゆり)」(代表:中村ふみよさん)らと共に、今夏から子ども向けの農園イベントを始めることになった。
イベントは、2017年7月9日から、月1回のペースで全5回行われる予定です。
しかも、子ども向けといいつつ、大人も欲しくなるようなお洒落さがあるんです。
休日の午前中、親子で気軽に農園体験してみてはいかがでしょうか?
イベント日程
第1回:7月9日「夏野菜の収穫体験&野菜ハンコ作り」
第2回:8月27日「野菜の皮で染め物体験」
第3回:9月24日
第4回:10月9日
第5回:12月3日
*イベント内容は、季節毎の農園の恵みを活かした内容になります。
*最寄り駅は小田急線「五月台駅」です。
詳細はこちら>>
いのうえのうえんSNS
・Facebook(外部リンク>)
・インスタグラム(外部リンク>)
いのうえのうえん の野菜が買えるお店
・セレサモス麻生店(外部リンク>)
・柿生野菜生産者直売会(新百合ケ丘区役所横・五月台駅前・栗平農協・稲田堤など)
いのうえのうえん 出店イベント(不定期)
・Air Green(外部リンク>)
・せいせき朝市(外部リンク>)
・小杉マルシェ(外部リンク>)
・新丸子路地裏マルシェ(外部リンク>)
(他、順不同)
いのうえのうえん野菜コラボ商品(期間限定)
・nichinichiパン(外部リンク>)
・はらドーナツ(外部リンク>)
(他、順不同)
いのうえのうえんの野菜を使っている地元レストラン
・ラグタイム(新百合ケ丘)(外部リンク>)
・カフェサンテ(百合丘)(外部リンク>)
・一汁五菜(新百合ケ丘)(外部リンク>)
・ミツバチ(柿生)(外部リンク>)
・たるすけ(高幡不動)(外部リンク>)
(他、順不同)
アイデアとセンスが光る、いのうえのうえんさんの今後の活躍に注目です!