食べれる庭にしたい!
相変わらず一人で命名して勝手に行なっている一人プロジェクトシリーズ。
今回のテーマは「食べれるお庭作り プランター編」です。
芝生は食べられないけど、畑は食べれる。
そう奮起して、自宅庭の芝を剥がして畑にしたのはかれこれ4年も前のこと。
当時の記事が、相変わらず人気記事にランクインしているのは嬉しいですね。
それ以降、自宅庭では飽き足らず、貸し農園を始めてみたり
八ヶ岳まで出向いてお田植えしてみたり
間も無く蕎麦栽培を始めるなど、拡大の一途をたどってきましたが、何故だか、ここへきて、自宅でプランター栽培もしてみたくなったのです。
もはや、このジャンルだけは、自分の欲の赴くままにさせてもらっており、子ども達も置き去りの勢いです。
「子どもの食育」なんて大義名分は、後付けでしかありません(苦笑)。家族の理解に感謝です。
今年の栽培計画
さて、今回の「食べれる庭づくり」の方法は「プランター敷き詰め大作戦」です。
仲良しのお隣さんが「今年は使わないから使って〜」とプランターを貸してくれたおかげで、プランター11個で家庭菜園にのぞみます。
所狭しとプランターが庭を占領していますが、その内訳はこちら。
・とうもろこし×1個
・トマト×1個
・枝豆×5個
・ナス×1個
・バジル×1個
・ブロッコリー×1個
・イタリアンパセリ×1苗
・人参×2個
枝豆の魅力
上記の中でも、枝豆だけで、5プランターを占領するという、えこひいきぶりです。
枝豆贔屓の理由は「発芽の可愛さがハンパない」からです。
発芽見たさに、どんどん追加で蒔いていたら、過半数に届く勢いで増えてしまいました。
いつも食べてる枝豆の、あのまんまの姿形で土からひょっこり出てきて、
それが二つにパカんと割れて、外側に反り返って双葉になる姿がね、
もう、
感動ものの可愛さなのです。
発芽に萌えている自分にも笑えてきますが、こればかりはたまりません。
植物は、一生の中で発芽するその一瞬に一番エネルギーを使う
と聞いたことがあります。
枝豆のみならず、発芽は子供の誕生に立ち会う気分で、正直、収穫よりも私の中では感動する場面なのです。
植物ごとに発芽の仕方に個性があって、今の季節は楽しくて仕方ありません。
( 写真:人参の発芽)
プランター栽培の魅力
さて、畑を経験してからプランター栽培を始めるなんて、順番が逆な気もしますが、やはりプランター栽培は、いいですね。
畑と違ってプランター栽培の良い点は主に3つです。
① 作業が楽
② ほぼ失敗なし
③ 毎日観察できるし適期を逃さない
やはり、貸し農園だと、毎日行けないし、うっかり忘れているうちに、収穫逃して、大量の雑草とひたすら格闘するという惨劇を、毎年繰り返しています(笑)。
また、自宅庭一角の畑の場合は、土作りが案外難しく、連作となるので、うまくできる年とできない年と収穫に差が生じるのが現状です。
(なので今年は、半分は自生となった青しそ、半分は子ども達の花壇となってます。)
その点、プランター栽培だと、土の入れ替えが簡単で、作業もしやすく、窓越しでも見れるので、間引きや追肥やわき芽取りの作業も適宜行える上、収穫適期も逃さない!など、育てやすさは群を抜いてます。
(写真:なす。あっという間にできました)
一方で、欠点もあります。
プランターや土など初期費用がかかる点はもちろんですが、私にとっての最大の欠点は、
マイ鍬(くわ)の出る幕がない。
ということです。
鍬でひたすら土を耕す作業が好きなので、(これを「開墾欲」と呼んでいますが)それを発散できない物足りなさが、正直ありますが、これはあまり参考にならない欠点ですよね。
開墾欲は、蕎麦蒔きの時に発揮するとして、やはり、自宅庭で食べ物が成るというのは、なんとも豊かさと、安心感を実感できるものです。
そして、家庭菜園の目的を「収穫」とするならば、やはりプランター栽培が近道という結論に達しました(笑)